新潟県立加茂病院 新潟県立加茂病院

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診療科・部門のご案内

緩和ケア内科

科の特徴

緩和ケアとは、重い病を抱える患者様やそのご家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアのことです。従来は緩和ケアの対象となる重い病として、手術や放射線、抗がん剤治療ができなくなったがんや後天性免疫不全症候群(AIDS)だけが注目されていました。しかし平成26年1月に、厚生労働省より通知された「がん診療拠点病院等の整備に関する指針」では、がんと診断されたときから「つらさをやわらげる=緩和ケア」を、積極的な治療を続けるためにも始めることが大切と明記されました。重い病としっかりと闘うのに、つらさを我慢するだけでは生きる力の消耗が進んでしまうからです


私たちはここ加茂病院で、がんと診断・治療された患者様・ご家族の皆さんにはもちろん、加茂市・田上町・近隣地域の病院・診療所・訪問看護ステーション・老人ホームなど地元の医療機関や施設、さらに県内9カ所のがん診療拠点病院(https://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/xpKyotenMapResult.xsp?p=15) と連携し、緩和ケアを必要とする皆様に公立専門医療機関として緩和ケアの提供、医師・看護師など医療者を対象とした教育活動、一般市民向け広報活動、緩和ケアの研究活動を行っています。

具体的な診療では毎週1回の緩和ケア外来、一般病棟に入院して行う入院ケア、当院からおおむね車で30分以内の地域の皆様を対象とした在宅緩和ケアを提供しています。また緩和ケアが必要となる重い病として、これからの高齢化社会ではがん/AIDS以外に重症認知症や、慢性良性疾患も問題となってきています。私たちはこれらの病による身体やこころ、精神的な苦痛にも可能な限り対応していきたいと考えています。


緩和ケア科医師は1名が常勤しており、いずれも特定非営利活動法人日本緩和医療学会認定の緩和医療専門医または暫定指導医資格を取得しています。また当院は日本緩和医療学会より認定緩和ケア研修施設として指定を受けています。(http://www.jspm.ne.jp/nintei/list_menu.html)

重い病と告げられたときからでも、治療に励まれているときからでも、そして治療を終えられたときからでも、私たちは皆様が必要なときにお手伝いをさせていただきます。どうか必要なときに、苦しさを私共にご相談ください。


スタッフ 堀  正樹

 

 

緩和ケア病棟開設にあたって

WHO(国連世界保健機関)は、緩和ケアを「身体の苦痛だけでなく社会生活上の問題などにも対応することで、患者と家族の生活の質を改善する取り組み」と定義しています。がん治療ができなくなってから始まる医療でも、看取りの医療でもありません。がん治療中であっても、その人らしく生活をするお手伝いを緩和ケアは行います。

その中で、がんの積極的治療よりも苦痛を和らげることを優先し、患者さんが自分らしく過ごすことをお手伝いする場所として緩和ケア病棟があります。治療目標は、患者さん、ご家族の希望を伺いながら決めてゆきます。患者さん一人ひとり大事にしたいものが違うように、治療目標も患者さんに合わせて考えてゆきます。病状が変化することで体調も変化し、ご希望をすべて実現することは難しいことが多いのですが、患者さん、ご家族の支えに少しでもなることができればと思っています。緩和ケア病棟はその人らしく生活していただく場所です。

令和元年9月20日に緩和ケア病棟を開設いたしました。緩和ケア病棟スタッフ一同、患者さんとご家族の生活のお役に立てるよう努めてまいります。

院 長   秋山 修宏

緩和ケア科 堀 正樹


緩和ケア病棟のスタッフ紹介

医師、看護師、薬剤師、医療相談員、理学療法士、作業療法士、栄養士などが、それぞれの専門知識を生かしながら、チームで対応します。


緩和ケア病棟とは

緩和ケア病棟は、がんやその治療に伴う身体的、精神的な苦痛を和らげるための病棟です。苦痛を和らげ、患者さんにその人らしいより良い療養生活を送っていただけるように支援させていただきます。

病棟は、プライバシーへの配慮を行った造りになっております。また、患者さん、ご家族が自宅のような落ち着いた雰囲気のなかでお過ごしいただくために談話室や共同キッチン、家族控室などを備えております。

外出や外泊の希望時には、不安なくできるように支援させていただきます。入院後に在宅療養を希望される場合には、地域の在宅サービス事業所と連携し支援させていただきます。


緩和ケア病棟の対象となる方

  • 治癒を目指した治療が困難と判断された、または十分な病状説明後に治癒を目指した治療を希望しない悪性腫瘍の患者さんが対象です。
  • がん性疼痛などの悪性腫瘍の進行に伴い出現する身体的、精神的苦痛の症状緩和が必要な時の入院です。
  • 患者さん、およびご家族が緩和ケア病棟の入院を希望していること原則とします。
  • 緩和ケア病棟入院時に、患者さんが病名、病状を理解されていることが望ましいです。
  • 在宅療養中の患者さんで、ご家族の状況などにより一時的な入院が必要な場合もご相談ください。

施設案内

病室

  • 個室:22室
    無料個室:11室
    有料個室:11室(1日 2,970円 税10%込)
  • 4人室:2室

談話室

談話室

有料個室

有料個室


無料個室

無料個室

4人室

4人室


共有設備

  • 談話室
  • 面談室
  • 共同キッチン
  • 家族控室
  • 浴室

入院費用

緩和ケア病棟入院料という定額制度で、健康保険が適応になります。

高額療養費制度の対象となります。

食事療養費や室料差額などは保険適応外となりますので、別途費用がかかります。


入院までの流れ

1.電話相談

TEL 0256-52-0701(代表)

新潟県立加茂病院 地域連携・医療サポートセンター

(月~金 8:30~17:15 祝祭日、年末年始を除く)

2.緩和ケア外来の予約

現在の主治医の先生から下記をご準備いただき、病診連携にFAXでご依頼ください

  • 紹介状(診療情報提供書)
  • 緩和ケア入院相談申込書
  • 健康保険証の情報(カルテ作成のため)

3.緩和ケア外来受診

ご家族のみの受診もできます。

(ご家族のみの受診料金 3,300円 税10%込)

病棟見学希望の方はご案内いたします。

4.入院判定

入院判定会議において、入院の対象となるかの判断を行います。入院対象の方は、待機(入院予約)となります。

5.入院

受け入れ準備が整い次第、入院のご案内をいたします


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